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ジョジョリオンの定助vs東方常敏のクワガタ相撲が面白い!

マンガ

ジョジョリオンのクワガタ戦が面白い!

 

元々ジョジョの奇妙な物語は、スタンドの能力戦であり、相手の能力を推理し分析し戦うのが醍醐味である。
ミステリー小説の謎解きのような、サスペンスがある。
他の能力系バトル漫画のように、自分の能力をペラペラと喋る敵もいないし、読書にだけ分かるように解説されることもない。


敵を倒したその時に初めて、その敵の能力が分かるなんてこともザラにある。
ポーカーのように心理を読み合いギャンブルする。
その特異なバトルスタイルが面白い!

 

ヤングジャンプで掲載されている嘘喰いも、スタンドなしのジョジョという感じの心理戦を行なってる。(もちろんそれはギャンブルというテーマを扱っているからだ。)

嘘喰いは立会人はもうスタンドを持ってんじゃねぇか!?
バトルを見ることが出来る。

立会人全員クレイジーなのだ。

 

話がそれてしまったが、ジョジョリオンのクワガタ戦。

 

ジョジョリオンのコミック第7巻から始まる毎日が夏休み その①〜④』にて行なわれる定助と東方常敏(じょうびん)のクワガタによる相撲対決。

 

ジョジョリオン 7 (ジャンプコミックス)

 

 

 


これが何とも面白い!
ルールは単純に、クワガタによる相撲なのだが、ここはジョジョ荒木飛呂彦の世界!
お互いがバレないようにスタンドを使って、イカサマ?をしているのである。


常敏も嘘喰いの立会人のように
「バレなきゃドーピングはルール違反じゃない」
などと言ってる。

何よりも面白いのは、
常敏は定助がスタンド使いと知らないまま勝負をしていること。
「定助がスタンド使いなのでは?」と疑念を抱いたのは、勝負が決したあと。
急に頭を冷やしたのか、名推理をかまし出すのだか、それをクワガタ戦の時に使っていれば!!


ジョジョリオンは過去のジョジョの作品のセルフオマージュでは?というネタが随所に見られるが、このクワガタ戦は、第4部岸辺露伴と仗助のチンチロや、第3部のダービーvs承太郎のコイン戦を彷彿させる。

 

それらの戦いを描いて心理戦や構成がパワーアップしたのが、第8部の定助と常敏のクワガタ戦なのだ!

ここまでクワガタの相撲を、おもしろく描ける人が荒木飛呂彦の他にいるだろうか!?

荒木飛呂彦監修のムシキングのゲームでも出ないかな?

 

どこまでも熱くなる男 東方常敏(32歳)妻あり、子持ち

 

たかがクワガタ相撲、されどクワガタ相撲

 

第四部でチンチロにすべてをかけた岸部露伴のように、東方常敏は熱くなる。

勝負に、いや己のプライドに負けたくないのだ。

その東方常敏の熱くなりようと言ったら、

 

①クワガタ相撲にランボルギーニまでかけてしまう。

 

 

②クワガタ相撲の途中から、

クワガタのことを剣闘士(グラディエーター)と言い出す。

 

③勝ち逃げしようとした定助を引き止めるために

 

オレは勝ちたいだけなんだよ

剣闘士の世界に綺麗事は無いんだ

お前を屈服させたいんだ、、、

支配してやる

 と言い出す。

 

④勝負に勝ったら、レロレオお前の目玉を舐めさせろ!と

それはただのフェチなのか!?屈辱なのか!?どっちが罰ゲームか分からないことを言い出す。

 

彼はとてつもなく純粋でまっすぐな故にド変態なのだ! 

 

ジョジョリオンのこれから 東方常敏のこれから

 

ジョジョリオンは現在13巻までコミックスとして発売されている。

(2016年11月29日時点)

 

たくさんの謎

定助とは一体何者なのか?

岩人間とは?

東方常敏は何を考えているのか

を少しずつ解明しながらも、その複雑に絡み合ったストーリーの断片的なことしか分からない。

 

今回の定助vs東方常敏のクワガタ戦で、東方常敏のファンになったのだけれども、彼の行動や思考にはまだまだ謎が多い。

 

これからもっと東方常敏の魅力を荒木飛呂彦には、描いていって欲しい!

くれぐれも良き父であってほしいのだ!

つるぎちゃん(東方常敏の子供のためにも